寝違えによくある症状
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呼ばれても
振り返ることが
できない -
ソファで
うたたねを
したら首が痛い -
頭から肩に
かけて
重苦しい
痛みがある -
朝起きると
肩がこって
いる
朝起きたら突然痛みが・・・つらい「寝違え」の対処法
ソファーで眠ってしまったときや、泥酔して寝てしまったときなどに
「朝起きたら首が痛い・・・」という経験はありませんか?
「寝違え」は、半日もしくは一日中首の痛みがとれず、振り向くことすらできなくなることもあります。
寝違えの原因、寝違えてしまったときの対処法と予防法を知ることで上手に乗り越えましょう。
寝違え改善メニュー Recommend Menu
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鍼灸は痛みを緩和するだけでなく、身体の循環を良くして自律神経を整える施術です。
自然治癒力が引き出され、免疫機能の向上にもつながります。
関節の痛みやストレス、冷えやのぼせ、筋肉のこりなどに効果が期待でき、生活習慣改善のサポートもしてくれます。 -
「痛みが出る前に身体を整えておきたい」という身体のメンテナンスから「とにかく痛みをとりたい」という応急対応まで、電気施術は効果を発揮してくれます。
電気施術の機器には低周波電流と高周波電流を使うものがあり、低周波電流はじっくりとした効果の持続が期待できます。
これに対して、高周波電流は即効性がありますので「今すぐ痛みをとりたい」という時にピッタリです。
電気施術ではいろいろな機器を組み合わせて最適な施術を行います。
寝違えを引き起こしてしまう原因ってなに?
朝起きたら首が痛くて頭が動かせなくなっていた・・・そんな時、「変な格好で寝ていたからかな」と思う方が多いのではないでしょうか。
実は「寝違え」は、寝ている時の姿勢だけでなく、筋肉の疲労の蓄積が原因となるとも考えられています。
中には何が原因になっているのかが分からない寝違えもあるのです。
《なぜ寝違えが起きるの?》
首から肩周辺の筋肉や腱などの組織がこり固まることで起きると考えられている「寝違え」は、目覚めた後に首から肩にかけての痛みや違和感が続いて、首や頭を動かしにくくなっている状態を示す言葉であり、病気の名前ではありません。
寝違えの原因になりやすいのは、ソファなどで寝てしまい、不自然な姿勢で一晩過ごしてしまうことです。
眠っている間、圧迫されていた部分の「筋膜」に血液がうまく流れていなかったために痛みが出ると考えられています。
特に飲酒後の睡眠や疲れ果てて眠りについたときなどは、きちんとベッドに入っていても、睡眠中の寝返りが少なくなるため寝違えが起こりやすい状態になります。
他にも、前日に慣れない労働やスポーツなどをして筋肉に疲れがたまっていることが原因になることもあります。
日常的な作業の中でも、手で重いものを持つ動作は首の後ろの筋肉に負担がかかりますし、前かがみの作業を続けると、頭の重みを首が支え続けることになるので首の筋肉に負担が生じてしまうのです。
《寝違えると起きる症状》
筋肉を覆っている膜である「筋膜」に血液がうまく流れないと、筋膜が硬くなったりしわが寄ったような状態になり、それによって痛みが出ます。
寝違えは鈍く重苦しい痛みが特徴で、首や頭が動かしにくくなります。
・筋肉痛のような鈍い痛み
・動かさなくても首が痛む
・腕や肩まで重苦しくなる
腕や肩までしびれる場合もありますが、レントゲンに異常が出たり外傷がみられるほどの症状ではないというのが寝違えの特徴です。
寝違えは、無理に動かさない、温めない
寝違えは起床時に痛みを感じ、時間が経過すると共によくなっていきます。
徐々によくなるとはいえ、痛みがあるということはつらいものです。
寝違えた時にはどのようなポイントに気を付けて過ごすとよいのか、また、寝違えないためにはどうすればよいのか、併せてご紹介します。
《寝違えてしまったら》
まず、頭や首や肩は、痛い方向には動かさずに過ごすようにしましょう。
一般的に、急性の痛みがある際には無理に動かさず、安静にすることが大切だと考えられています。
顔だけを動かすのではなく、身体全体を動かして向きたい方向を向くようにすれば首に負担がかかりません。
痛みの度合いによっては軽いストレッチが効果的な場合もありますが、痛みでこり固まった部位を無理に動かすとさらに痛みがひどくなってしまうこともあるため気をつけましょう。
マッサージも同様で「気持ちよければしてもよい」という程度に考えて、強く揉んだりすることは避けましょう。
次に、急性の痛みがある時は温めることも禁物です。炎症反応がある部分に血液が集まり、腫れがひどくなってしまうことを避けるためです。
寒い時でも、寝違えた日の首周りは保温する程度にしておきましょう。冷やして痛みが和らぐようであれば冷やすことはよいでしょう。
《どのくらいでよくなるの?》
寝違えはすっかり痛みが取れるまでには、その寝違えの症状の度合いによって数時間から数日かかると言われています。
痛みが強い場合やなかなか治らない場合には、医療機関や整骨院・接骨院に相談しましょう。
《寝違えを予防するために》
寝違えを防ぐためには、その日のこりはその日のうちにほぐすことが大切です。
眠る前に軽くストレッチをして筋肉を柔らかくすると効果的です。
また、寝ている間に首に無理な力がかからないように、枕などで首をしっかり支え、体重をうまく分散させる姿勢をとりましょう。
寝返りを抑制してしまうと言われる寝酒や深酒も避けるようにしましょう。
ひな鍼灸整骨院の【寝違え】アプローチ方法
寝違いは症状の度合いによっては改善するのに時間がかかるうえ、繰り返し再発する可能性が高い症状です。
放置すると頚椎ヘルニアによるしびれ等、二次的な症状を引き起こしてしまう要因にもなるため、早期の対応をおすすめします。
初日の場合は患部側の手の小指の付け根にある後渓穴という、手の小指側から首の横側まで繋がる筋膜に鍼をすることで後側頚部のこりや痛みを緩める事ができ、首の可動域の改善が見込めます。
2日目以降は首から背中にかけての筋膜の緊張をほぐすため、筋膜リリースを用いて可動域の拡大や、鍼を施して痛みの改善を図っていきます。
著者 Writer
- 院長
廣濱 規幸
(ひろはま のりゆき) - 生年月日:12月16日産まれ
血液型:AB型
出身:辻堂
趣味:旅行と食事
特技:旅行中に雨を降らすこと(雨男)
好きな言葉:たとえ雨でも虹を探す