電気の力で痛みやコリを改善しよう
電気施術の機器には低周波電流と高周波電流を使うものがあり、低周波電流はじっくりとした効果の持続が期待できます。
これに対して、高周波電流は即効性がありますので「今すぐ痛みをとりたい」という時にピッタリです。
電気施術ではいろいろな機器を組み合わせて最適な施術を行います。
電気施術を受ける方によくある症状
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ぎっくり腰が
起こりそうな
予感がする -
ぎっくり腰になって痛くて動けない
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筋肉のコリが
取れない -
筋肉を増やしたい
身体に電気を流す「電気施術」ってどんなもの?
人間の身体の中に電流が流れているということをご存じですか?
この「生体電流」の仕組みを施術に利用したのが「電気施術」です。
電気施術とは一体どのようなものなのでしょうか。
《電気施術って何?》
人間の身体には、「生体電流」と呼ばれる極弱い電気が流れています。
この生体電流は、脳や内臓、筋肉など、身体のあらゆる部位に流れている電流であり、人間の身体は常に電気を帯びている状態なのです。
この電流の状態は体調によって変化することが分かっており、これを逆手にとって外部から弱い電流をかけることで身体の不調を改善する方法があるのです。
電気を流して筋肉を収縮させ、筋肉の伸縮で生じる血管のポンプ作用を促進することで循環を改善して、自然治癒力を高めるのです。
これを「電気施術」と言います。
電気施術は、「マイクロカレント」などの低周波電流と、「ハイボルテージ」などの高周波電流2種類に分けられます。
施術内容や施術箇所、施術した際の感触や作用は異なりますが、いずれの施術でも「プラス極」と「マイナス極」の電極をそれぞれ身体に付けて電気を流します。
プラスの電極から通電すると神経は興奮し、麻痺した神経や筋肉が活発になります。
反対に、マイナス電極から通電すると神経は静まります。
《マイクロカレントとは》
マイクロカレントは、生体電流と同じ極弱い電流です。
この弱い電流で筋肉に刺激を与えることでケガの回復を早くしたり、痛みを和らげたりすることが期待できます。
マイクロカレントを使った施術は、筋肉疲労の改善や新陳代謝の促進の効果も期待できるため、運動後のコンディショニングやエステサロンでの施術にも利用されています。
《ハイボルテージとは》
ハイボルテージは、高周波の電流です。
高周波の電流の刺激を、皮膚に抵抗を与えずに深部組織まで到達させ、直接患部の炎症を抑制して痛みを軽くし、自然治癒力を向上させるのがハイボルテージを使った施術です。
身体の深部へ直接の刺激を与えることができるため、即効性のある鎮痛効果が期待できます。
筋肉に直接刺激を与えてケガの早期回復を目指そう!
マイクロカレントやハイボルテージについて、それぞれの働きは先述した通りです。
血行の促進や筋肉をほぐすといった効果は電気施術以外の施術でも大切にしている部分ですが、電気施術には電気施術でしか受けられないメリットがあります。
ではそれらは具体的に、どんな症状の改善に効果的なのでしょうか。
《マイクロカレント》
電気的な刺激をほとんど感じないほどの、低周波よりもさらに微弱な電流である「マイクロカレント」は、神経や筋肉を興奮させずに自然治癒力を高めてくれます。
そのため、肉離れや打撲、捻挫、骨折といった症状の回復期に施術をすることで、回復を早めるためのサポートを行うことができます。
手術後の回復を促すために施術されることもあります。
また、ぎっくり腰の予兆を感じたときやケガの一歩手前の、違和感がある状況に対して予防的に施術をすることもできます。
低周波は刺激があるため炎症のある部位には使えませんが、マイクロカレントなら使えるというのも特徴です。
マイクロカレントは、痛みや筋肉疲労を緩和させる低周波と併用することで高い効果を期待できるといわれており、2つを組み合わせて使用されるケースもあります。
《ハイボルテージ》
皮膚に優しく身体の深部まで届きやすい高周波の電流「ハイボルテージ」は、痛みでこり固まった深部筋組織をリラックスさせることができると言われています。
そのため、ぎっくり腰などの急性症状を緩和することが期待できます。
同様の理由で、変形性膝関節症や脊柱菅狭窄症、ヘルニア、慢性腰痛、骨折、脱臼のリハビリなどにも使用されることがあります。
さらにハイボルテージは、深層筋肉への刺激によって筋肉の活動を活性化できると考えられていることから、ダイレクトに筋肉に働きかけることでシェイプアップや筋肉の強化、筋肉のリラクゼーション効果も期待できます。
ハイボルテージを含む高周波の電気療法は、低周波では届きにくい筋肉の奥深い部分まで作用することで、痛みやこりを緩和して痛みの伝達を即効的にブロックする効果に優れています。
その反面、施術後の効果の持続性は低周波に比べてやや劣るため、高周波と低周波を組み合わせて使うこともあります。
ひな鍼灸整骨院の【電気施術】
ハイボルト(高電圧)は電気刺激が皮膚に抵抗を与えずに身体の痛い箇所の深部に到達して痛みの軽減、治癒を促進します。
これは痛みのある症状やしびれ、神経痛に効果があります。
マイクロカレントは、微弱な電流を流すことで傷ついた組織の修復を早め損傷部の治癒を促進します。
何も感じないほどの極めて弱い電流です。
治癒力を高める電気なので骨折の癒合が早くなるほか、ケガ全般の早期回復早期復帰に最適な施術です。
よくある質問 FAQ
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- 電気施術とは、どのようなことをするのですか?
- 皮膚にプラスとマイナスの電極を付けて電気を流して、筋肉に刺激を与える施術です。
プラス側とマイナス側、どちらから電流を流すかで効果も変わります。
症状に合わせて高周波電流と低周波電流を使い分けます。
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- どのような症状に効果がありますか?
- ぎっくり腰などの急性の痛みの緩和や、肉離れや打撲、捻挫、骨折といった症状の回復を促す効果が期待できます。
筋肉の疲労回復やケガの予防などで使われることもあります。
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- 電気施術は痛いですか?
- 低周波電流の施術はピリピリした痛みを感じることもあります。
電流の強さは調節することも可能ですので、不安な場合はご相談ください。
著者 Writer
- 院長
廣濱 規幸
(ひろはま のりゆき) - 生年月日:12月16日産まれ
血液型:AB型
出身:辻堂
趣味:旅行と食事
特技:旅行中に雨を降らすこと(雨男)
好きな言葉:たとえ雨でも虹を探す