逆子によくある症状
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出産が
大変でないか
不安 -
逆子で
赤ちゃんが
苦しそう -
何とか逆子を
治したい -
帝王切開は
怖くて避けたい
逆子は出産トラブルにつながる?
妊娠中は赤ちゃんに会える日が楽しみな気持ちと、
出産に対する不安が混ざり合った複雑な気持ちになるものです。
出産を控えた妊娠後期になって逆子であることがわかると、赤ちゃんがどんな状態になっているのか、
上手に生まれてくることができるのか、心配にもなってしまいます。
逆子とはお腹の中の赤ちゃんがどのような状態であって、何が原因と考えられているのでしょうか。
また、お腹の中の赤ちゃんのためにしてあげられることはあるのでしょうか。
一緒にみていきましょう。
逆子改善メニュー Recommend Menu
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鍼灸は痛みを緩和するだけでなく、身体の循環を良くして自律神経を整える施術です。
自然治癒力が引き出され、免疫機能の向上にもつながります。
関節の痛みやストレス、冷えやのぼせ、筋肉のこりなどに効果が期待でき、生活習慣改善のサポートもしてくれます。 -
逆子は子宮の出口側に胎児の足やお尻がある状態で、そのままでは出産時にトラブルにつながってしまう可能性があるため帝王切開をすることになりかねません。
逆子施術では、足にある冷えを改善するツボに鍼灸を行います。逆子を直す以外にも、子宮や股関節周辺の血液循環が良くなり出産が楽になるという効果も期待できます。
逆子施術を受けて安心して出産に臨みましょう。
どうして逆子になってしまうの?
妊婦健診で「逆子です」と言われたら、心配になってしまいますよね。
ですが現代の医療機関での出産であれば、逆子でも赤ちゃんは元気に生まれてきますので、あまり悩みすぎる必要はありません。
まずは、逆子とはお腹の中の赤ちゃんがどのような状態であって、何が原因と考えられているのかを知るところから始めましょう。
《逆子ってどんな状態?》
お腹の中の赤ちゃんはいろんな方向に身体の位置を変えながら大きくなっていくのですが、妊娠34週、つまり臨月間近になると、自然に重い頭を下にして出口側に置いた位置で落ち着くことが多いです。
臨月になっても頭の位置が骨盤側にある状態、つまり出口側に赤ちゃんの足やお尻がある状態を「逆子」と呼びます。
逆子の状態でも普通分娩ができないことはないのですが、足やお尻、肩が引っ掛かりやすくスムーズに出産できないことがあることや、頭が外に出るのが最後であることで、赤ちゃんが生まれてくる刺激で行う「初めての呼吸」に支障をきたすなど、出産時のトラブルが多くなってしまう可能性があると考えられているのです。
その結果、股関節脱臼や脳性麻痺などの合併症が心配され、そのリスクを避けるために帝王切開を勧められることが多いようです。
普通分娩がうまくいかず分娩の途中で帝王切開に切り替えるよりも、初めから帝王切開にした方がリスクは少ないという考えです。
《逆子になる原因》
逆子になる原因の多くはわかっていないのが現状です。
お母さんの子宮の形や筋腫、子宮内の胎盤の位置、骨盤が狭いことなどが考えられ、羊水が多すぎたり、赤ちゃんが双子だったりした場合にも起こりやすくなると言われています。
つまり、赤ちゃんが子宮の中で自然に動くのを妨げてしまう、なんらかの要因があることが逆子の原因ではないかと考えられているのです。
鍼灸では妊婦さんの足が冷えていると、お腹の赤ちゃんが嫌がってお尻を向けてしまうという考えもあります。
赤ちゃんのためにも、逆子を治すためにできること
お腹の赤ちゃんにとっても、重い頭が上に位置することはストレスになるという説もあります。
なんとか妊娠34週ごろまでに、赤ちゃんが頭を下に向けてくれるようにするためにできることはあるのでしょうか。
逆子を治す方法としては、外回転術という処置や逆子体操、鍼灸などが行われることがあります。
◆外回転術
外回転術は、医師が超音波検査で赤ちゃんの向きを確認しながら、お母さんのお腹の上から子宮の中の赤ちゃんに力を加えて回転させる方法です。これはリスクをともなう処置であるため慎重に検討します。
◆逆子体操
逆子体操とは、10~15分ほど赤ちゃんが動きやすいポーズをとってから、赤ちゃんの背中がある方を上にして横向きになって寝るというものです。簡単にすませる場合はポーズを省略し、赤ちゃんの背中がある方を上にして横向きになって寝ることだけをします。
このポーズには、額と腕を床につけてお尻を上げた、ヨガの猫のポーズのような状態の「胸膝位」をとる方法、または仰向けに寝てお尻を持ち上げる「ブリッジ法」などがあります。
これらの逆子体操をするためには、健診の際のエコー検査で、あらかじめ赤ちゃんの背骨が右側か左側どちらにあるかを確認しておく必要があります。
◆鍼灸
鍼灸では身体が冷えていることで、出産にもさまざまな不具合が出ると考えています。
また、お腹の赤ちゃんも冷たいのを嫌がって頭を上に向けてしまうとされているのです。
そのためまず身体、特に下半身が冷える原因が何かを探すことから始めます。
冷えの原因として考えられるのは「糖分のとりすぎ」や「ストレス」、「胃腸の機能低下」、「血液の滞り」などです。
中でも血液が滞ると身体を冷やすだけでなく、自律神経の働きも妨げてしまうため、さまざまな不調の原因にもつながってしまいます。
鍼灸などによって血流をよくすることは、身体全体の冷えの改善、そして自律神経を整えることにも効果的です。
さらに、子宮や股関節周辺の血液循環が良くなることで、子宮の収縮もスムーズになって出産が楽になるという効果も期待できます。
ひな鍼灸整骨院の【逆子】アプローチ方法
妊娠28週以降、逆子と診断された方に施術を行っております。
足の小指と下肢の内側にある逆子を正位置に戻すツボにお灸を施します。
赤ちゃんが大きくなると回転しにくくなるため、なるべくお早めにご相談下さい。
一回で逆子が改善されることも多くありますが、週に1、2回で合計6~10回の施術が目安です。
また、子宮にまだゆとりがある場合は再度逆子になる場合もありますので、お灸を続けることにより戻りにくくしていきます。
つわりや不妊治療等、妊娠における様々な問題にも幅広く対応していますので一度ご相談下さい。
※鍼灸治療における妊産婦への副作用として、鍼を刺した時の痛みや気持ち悪さ等がごくごくまれに起こる事があります。
著者 Writer
- 院長
廣濱 規幸
(ひろはま のりゆき) - 生年月日:12月16日産まれ
血液型:AB型
出身:辻堂
趣味:旅行と食事
特技:旅行中に雨を降らすこと(雨男)
好きな言葉:たとえ雨でも虹を探す