鍼灸でめぐりのよい身体へ
自然治癒力が引き出され、免疫機能の向上にもつながります。
関節の痛みやストレス、冷えやのぼせ、筋肉のこりなどに効果が期待でき、生活習慣改善のサポートもしてくれます。
鍼灸を受ける方によくある症状
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肩や手足の
関節が痛い -
冷えやのぼせが
あってつらい -
身体が硬く
こわばっている -
禁煙に失敗してしまう
ツボを刺激して身体を整える、鍼灸施術
「病院に行っても異常がないと言われるけれど調子が悪い」、「痛みがなかなかひかない」などの悩みをお持ちではありませんか?
鍼灸とは「鍼(はり)」と「お灸」のことを指し、ツボに鍼やお灸で刺激を与えて身体を整えることで、身体の中の滞りを解消し、痛みを緩和したり身体のバランスを整えたりする東洋医学をベースにした施術です。
鍼灸とは具体的にはどんな施術をしていくのでしょうか。
《ツボってなに?》
東洋医学では、身体の中をエネルギーや体液がめぐることでバランスが保たれ、そのバランスが崩れたときに不調があらわれると考えられています。
気(エネルギー)や血液、津液(リンパ液)の流れる道を「経絡(けいらく)」、経絡の途中で気・血・津液が滞り身体の異常を起こすポイントをツボ、「経穴(けいけつ)」と呼んでいます。
世界保健機関(WHO)で認められているツボは361個ですが、東洋医学では700~1000個あるとされています。
《鍼の施術》
鍼は細長い針状の「鍼」を使った施術で、直径0.12~0.18ミリ程度の極細のステンレス製の鍼をツボに刺して刺激します。
ツボに刺した鍼は上下したり、回旋、振動させたりしてすぐに抜く方法と、10~15分間程度、刺入したまま置いておく方法があります。
施術している場面を想像すると痛そうに感じますが、心配するほどの痛みはありません。
《お灸の施術》
お灸はヨモギの葉の裏にある白い綿毛で作った「もぐさ」を燃やしてツボに熱刺激を加える施術です。
もぐさを直接皮膚の上に乗せて着火させる直接灸と、もぐさと皮膚の間を空けて行う間接灸があります。
お灸も「熱そう、怖そう」と思われることがありますが、実際は見た目ほどの熱さは感じないことが多いようです。
最近では、鍼灸を組み合わせ、刺した鍼の先端にもぐさを取り付けて点火する方法などもあります。
鍼灸で、どんな効果が期待できる?
腰痛や肩こり、五十肩などの関節の痛みをきっかけに鍼灸の施術を受ける方が多いのですが、「なぜツボを刺激するだけで痛みが緩和するのだろう?」と考えると不思議ですよね。
鍼灸がなぜ効果があるのかについては、まだ解明されていない部分も多くありますが、現時点で考えられているメカニズムについてご紹介していきます。
《鍼灸が身体の調子を整えるメカニズム》
昔から鍼灸が「なぜ痛みをとるのか」という研究がされてきました。
最近の研究では、鍼灸が自律神経系、内分泌系、免疫系などに複雑に作用した結果、身体の緊張が緩和され、血液とリンパ液の循環がよくなることで痛みが緩和されるのではないかと考えられています。
つまり、鍼灸では痛みを和らげるだけではなく、血液などの流れをよくすることで自律神経が整い、免疫力が高まり、身体の自然治癒力が向上するという効果も期待できるのです。
《鍼灸による改善が期待できる症状》
鍼灸は、腰痛、肩こり、膝・首・腕の関節の不調、下肢痛などの筋骨格系の不調に対して施術されることが多いのですが、この他にも頭痛や不眠、疲労倦怠感、便秘、冷え、のぼせ、月経不順、生理痛などの、筋肉の緊張や体内の滞りが原因で引き起こされる症状に効果的だと言えるでしょう。
意外なところでは禁煙にも効果が期待できると言われています。
・生活習慣病への効果
生活習慣病は、生活における環境変化や心身への過度なストレスが影響していると言われています。
鍼灸はリラックス効果も高く、施術によって自律神経や内分泌が調整され免疫力が高まったり、気持ちを安定させたりする効果が期待できます。
また、身体のめぐりがよくなることでむくみや便秘が解消され、肥満の改善にもつながります。
・眠りやメンタルの不調への効果
眠りやメンタルの不調には自律神経の働きが大きく関わっています。
鍼灸の効果として自律神経を整える作用がありますので、眠りやメンタルの不調に良い影響を及ぼすと考えられています。
・婦人科系の不調への効果
婦人科系の不調の多くは冷えから来ています。
鍼灸では血液やリンパ液の流れをよくすることで冷えの改善を図ることができるのです。
ひな鍼灸整骨院の【鍼灸】
基本は0.16mmの1番1寸という細く短い鍼を使用した痛みの少ない施術です。
①筋肉、筋膜、腱を刺激し、硬くこわばっている筋肉を緩めていきます。
②自律神経を刺激する鍼のメカニズム4(M4)という施術で、乱れてしまった自律神経を正し、身体のリズムを整えます。
③鍼灸をすることにより、自己の免疫力を高め、身体を強くすることが期待できます。
以上3つの効果と解剖学的知識を用いて施術を行います。
よくある質問 FAQ
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- ツボとはどういうものですか?
- 気や血液、リンパ液の流れが滞りやすい部位のことです。
ここを鍼やお灸で刺激することによって滞りを解消します。
東洋医学の観点では700個以上のツボがあるとされています。
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- 鍼やお灸は、痛みを感じないですか?
- 鍼は髪の毛程度の太さの、ごく細いものを使用しますので想像よりも痛みは少ないです。
お灸も見た目より熱くはありませんし、熱さの調整もできます。
皮膚に直接もぐさをのせるお灸では、場合によっては跡が残ることがありますので、心配であれば事前にご相談ください。
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- どのような不調に効果がありますか?
- 首・肩・腰のこりや関節の痛み、ストレスや冷えなどに効果が期待できます。
リラクゼーション作用もあり、自律神経を整える効果もありますので睡眠障害などにお悩みの方にもおすすめしております。
著者 Writer
- 院長
廣濱 規幸
(ひろはま のりゆき) - 生年月日:12月16日産まれ
血液型:AB型
出身:辻堂
趣味:旅行と食事
特技:旅行中に雨を降らすこと(雨男)
好きな言葉:たとえ雨でも虹を探す